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依頼者プレッシャー問題と鑑定評価業務 [鑑定実務]

今週は鑑定業界内ではお馴染みの依頼者プレッシャーがニュースになり少しだけ不動産鑑定評価制度に注目が集まりました。
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依頼者プレッシャーとは、クライアント等から鑑定評価額について不当な評価額を出すよう強要されることをいいます。

クライアントの中には、せっかく報酬を払うのだから自分の思い通りの価格を出してもらうのは当然だと考えている人や、そもそも不当な価格を作るために鑑定評価を依頼してくるとんでもない人もいます。

他業界で起こった公認会計士が東芝や富士フィルムの監査を適正に行えなかったことも同じ構図だと思います。

お客様は神様という土壌の中で、なかなか顧客の要望を無視するというのは難しいものです。

特に毎年同じクライアントから継続して依頼をもらう場合は、なれ合いになりやすく、プレッシャーというよりは忖度に近いものが発生することもあります。

私は、「それは無理です」と断ると角が立つので、「万一の場合お客様にもご迷惑がかかることがありますので」とやんわりと相手にも危害が及ぶことがあることをほのめかしてお断りするようにしています。

基本、鑑定評価を頼んでくるような人は大企業の会社員、公務員資産家ですので、自分の地位に傷がつくと気づいた瞬間に矛を収めます。

米国ではAMCという鑑定士への依頼を取り持つ機関があって、依頼者と鑑定士との利害関係を遮断するしくみもあるようですが、そうすると社会主義的で鑑定士の営業努力がなくなってしまいそうで心配です。

仕組みづくりも大事ですが、変な依頼は断れるくらいの豊富な収入が必要だと思います。


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